はじめまして。秋田県秋田市で開業しておりますCLOVER DENTALの院長 山岡薫 (やまおかかおる)と申します。このたびは、CLOVER DENTALとの接点をいただ き、ご縁に感謝しております。
3年または4年の専門学校あるいは大学生活を終え、国家試験を無事に乗り越え、よ うやく手に入れた歯科衛生士国家資格。長い道のりのように感じたのではないでしょう か。しかし、これからが本番です。歯科衛生士として、知識と技術を磨き上げ、患者さ んに良質な歯科医療を提供することが、私たちに課せられた使命です。
ところが、
「早く先輩方のように、素晴らしい治療をしたいけど、なかなか教えてもらえない。」
「歯周治療や定期健診で患者さんの口腔ケアをしたいけれど、アシストしかさせてもらえない。」
「セミナーに参加したいけど、お金と時間がない。」
「スタッフの仲が良くないので、診療しづらい。」
「自分がどこまでできるようになるのか、あるいはどこに向かえばいいのかわからなくて、不安がある。」
「もし、今後の結婚や出産などを経ても、歯科衛生士として仕事を続けられるか心配がある。」
「仕事と家庭の両立が難しく感じられ、仕事を制限しているが、本当は、歯科衛生士の仕事が大好きで続けたいし、このままだと老後も心配になっている。」など、目先の不安が大きく、悩みを抱えている歯科衛生士も多くいらっしゃいます。
私も、歯科医師になったばかりの時には、歯科医師として、将来やっていけるのか不安でしたし、10年経って、家族ができ、開業した後も、どんなキャリアを築いていけるのか、同じように悩みました。少しだけ、私の経験をお話しさせていただきます。
24年前、大学卒業後、私は、秋田大学医学部附属病院歯科口腔外科に入局させていただきました。もちろん、職場は、医学部の附属病院です。
歯科衛生士さんだけじゃなく、看護師さん、あるいは、医師と一緒に仕事をし、学ばせていただきました。
もう20年前の時代ですし、外科系ですから、基本的なスタイルは、ビシビシ体育会系です。仕事は体で覚えるのが当たり前で、マニュアルも存在しない。日々、実践し、失敗しながらも、先輩にアドバイスをいただいて、ビシビシしごかれて成長してきました。
もちろん、今の私の原点になるたくさんのことを学べたことは、私にとっての宝ものですが、もっと効率よく学ぶこともできたと思いますし、何より日々のことで一杯いっぱいで、先々の将来が不安でたまりませんでした。
毎日の生活は、アパートと病院の行ったり来たり、それも、朝は患者さんの起床時間前に採血をするので、6時前まで出社。帰りは、診療を終えてから、症例検討やデスクワークを行い、いつも間にやら日付が変わってから帰ります。
当時のアパートの間取りも覚えていないほど、仕事づくしでした。休日も、入院患者さんの対応と学会参加でほとんどが終わりました。そんな生活を続けていました。働き方改革などで、労働環境が整備されている現在とは、全く想像のつかない時代でした。
大学卒業後は、勤務しながら自分に投資し、様々な勉強会やセミナーに参加し、学び、実践してきました。そして、開業し、自分のやりたいことを実践、実践、また実践。
いろんなスタッフと関わる中で、簡単にマネジメントできるわけでもなく、開院当初は、私がそう教わったように、日々の実践の中で覚えるという方法で指導しました。指導というより放置です。当然、学ぶ量の個人差が大きくなり、時には挫折するスタッフもいます。
そうなんです、不安だけが積もり、やる気さえも奪ってしまうのです。
これではダメだと気付き、教育・育成カリキュラムを作成しました。
これにより、次に何を学ぶべきかが一目瞭然でわかります。そして、ゴールも見えるので、モチベーションも維持できます。歯科医師も同じです。学びたい技術がどのくらいで身につくのかが分かれば、自然と不安もなくなるでしょう。
私も、自分の経験を一番に考えていたのですが、それが間違いだと気付き、ようやく今の考え方に行き着きました。
最近は、女性の歯科医師が増えています。私の卒業した新潟大学歯学部のクラスも半分以上が女性でした。
女性の歯科医師が、自分の人生の中で、どのようにして自分のスキルアップするのか、あるいは、結婚や出産、子育てなどのプライベートについて考えるのかということは、大きな課題となります。これは、みなさん歯科衛生士も同じではないでしょうか。
私たちのような手に職を持つような医療専門職では、一度でも、仕事を離れることは、とても不安に感じます。残念ながら、女性活躍推進など男女の雇用格差が是正されつつあるとはいえ、いまだ、ライフイベントで職に変化があるのは、女性側と言えます。
何らかの型で、職を離れ、いざ再就職をしたいと思った時、少し心配な気持ちが心に浮かびます。医療は進歩が早く、また、卒業年数が増えれば、求められるものが大きくなるのではないかと、復職が大きな壁に思えてしまいます。
そこで、大事なのは、育成カリキュラムと言えます。今まで培った技術を評価し、復職先となる当法人では、どのような技術が求められるのかが、明文化されています。そして、今までの経験により、身につけた実力をきちんと評価できる人事評価制度が重要になります。
どこまでのスキルアップを望むのか、あるいは公私のバランスをどう保つのか、カリキュラムを通して、進む方向性や将来も考えやすくなるでしょう。
このように、研修カリキュラム(3ヶ月)と育成カリキュラム(3年)を充実させることにより、どんな経験を経て、どんな年齢であっても、職場に慣れやすい環境を整えています。
いかがでしょうか。自分のスタイルに合った働き方を見つけることができる職場に近いでしょうか。
わたしは秋田県の出身です。本荘高校を卒業して、新潟大学歯学部に入学し、卒業後は、すぐに地元秋田にもどり、秋田大学医学部附属病院で、口腔外科を学びました。すぐに秋田に戻った理由は、新潟も住みやすく好きでしたが、やはり秋田が好きだからで す。出身地は、私の母校新潟大学のある新潟市からちょうど200kmの秋田県にかほ市象 潟(きさかた)町です。私はこの街で高校までを過ごしました。
海岸から15kmに2000m級の鳥海山があり、海岸沿いも新潟と同じように、砂浜が多く、夏になると隣の岩手県からも海水浴に多くの方がおとずれます。
鳥海山の稜線が日本海まで伸びているので、湧き水が海底から出ているところがあります。そこでは、ミネラルを多くふくんだ岩ガキが採れ、名物の一つとなっています。
現在私は、秋田市に住んでいます。海岸までは、歩いてもいける距離で、雄物川という一級河川では、夏に秋田市の雄物川花火大会があります。
内陸の大仙市では、「大曲の全国花火競技大会」が開催され、日本一の花火大会と言われます。新潟でいうと、信濃川で行われる新潟市の新潟まつり(8月5日~7日本日も開催ですね)の花火大会と長岡まつり大花火大会に似ていますね。
8月3日~6日の4日間は、秋田市内の一番大きな通り「竿頭大通り」で、「秋田竿頭祭り」が行なわれます。
1ヶ月前から、市内の至るところで、各町内の練習がはじまり、夜になるとお囃子が聞こえてきます。東北3大祭りの一つで、毎年多くの観光客がいらっしゃいます。
このように医院のそばには、竿頭祭りが行われる「竿頭大通り」や古い町なみに商店が並び、賑わいを見せる「通町」、秋田駅前にある秋田市最大の公園「千秋公園」があります。季節ごとに様々な催しものが行われ、活気あふれる地域に存在します。
秋田は、私の出身大学のある新潟と共通点がたくさんあり、その中の一つが米どころと言えます。新潟のご飯はもちろんのこと、美味しいお酒もたくさんあります。
最近では、酒蔵の若社長を中心として、若者向けの日本酒の開発に力をいれており、元気いっぱいの酒蔵が多いのが特徴です。
他にも、日本3大うどんの「稲荷うどん」、日本3大地鶏の「比内地鶏」、また「いぶりがっこ」「きりたんぽ」など美味しいものもたくさんあります。
そして、何より「秋田美人」が有名でしょうか。佐々木希さんや壇蜜さんなど、あきたおばこと呼ばれる美人が多くいます。
これは、ひいき目かもしれませんが、本当に美人が多いと思います。その理由として、天候や食事が挙げられています。
一年の日照時間が、全国で一番短いという点では、年中曇りだと悪い点ばかりあげられますが、白い肌を生み出す理由だと言われますし、実は、天候が一番落ち着いている地域で、台風もほとんどきませんし、年間を通じて、気温も安定している(夏は最高で30度くらい、冬もマイナス5度以下には下がりません)とも言えます。
そして、コラーゲンたっぷりの地鶏や豚肉などの畜産物、自然が身近に多くあることも美人を生み出す秘密でしょうか。女性が住むなら、秋田が一番だと思います。
立地としては、陸の孤島と呼ばれることもあり、秋田新幹線や高速道路の遅れを指摘されます。
私たちにとっては、研修に行けるかどうかも大きな問題となります。
しかし、実は、東京への飛行機の便はすごく良いのです。ANA、JAL両方の便も多く(庄内空港の倍)、価格も早めに予約することで、片道12000~14000円で、新幹線より安く、さらに、たった50分で羽田に到着します。
そのため、秋田の経営者や歯科医師は、東京に何度も研修に行く事ができます。東京や大阪も日帰りが普通にできます。さらに、北海道、名古屋への便もあります。
そんな秋田で、私も生活し、学び続けています。子供たちは、小学生全国学力テストNo.1の教育を受けさせていますし、勉強だけじゃなく、スポーツや遊びに自由に育てています。
私も、パパサークル「あきた木木遊び隊」の隊長(代表)をしていますが、子育てにとっても、最高の環境だと考えています。
ベストセラー「ライフシフト100年人生」の内容からも次世代の子どもたちは、多様性を求められる時代を生きることになることが考えられます。
秋田は人口減少の問題を抱えておりますが、住んでいる人々は、未来のために、自らを磨き続け、さらに周囲の人との連携をとりながら、歩んでいます。
仕事だけじゃなく、ライフとの共存を考えられる人財が生まれる場所でもあります。
CLOVER DENTALは、秋田県の県庁所在地である秋田市の中心地にあります。秋田駅から徒歩15分(車で5分)で、千秋公園という市内中心の大きな公園の西側に位置します。秋田市内のど真ん中です。
医院前の通りは、マンションが立ち並び、秋田出身者だけではなく、県外からの転勤者も多くいらっしゃいます。
また、秋田県職員公舎や県営住宅もあり、すぐ近くには、高級住宅地もあります。歯科に対しての意識が低く、う蝕罹患率も高い秋田県ですが、当院の近くは、口腔内に意識の高い方が多く、自由診療も多い(2016年6月自費率38%)のが特徴です。
医院周辺1km以内に、小学校は3校、中学校は2校、高校も3校あります。県で唯 一入学試験のある秋田大学教育学部附属小学校もあります。
そのため、進学に力を入れ ているご家族も多くお住まいになる地区として、30代~40代のご両親とお子さんも多くお住まいです。
保険診療から自由診療まで、幅広い患者層に恵まれておりますので、 自分のスキルアップにも最適ですし、プライベートでも、中心地に近いので、ショッピ ングや繁華街の「川反」「大町」にも近いので、仕事かえりにちょっと一杯と立ち寄れ る場所も多くあります。
素晴らしい職業である歯科医師となって、これからの自分の人生をどのように歩みますか。
開業を目指す先生も、勤務医として長く勤めたい先生も、どちらも自分の目指す人生を考え、より豊かになることを目指すことのできる職場です。私たちはどちらの人生も応援します!
クローバーデンタルを受診しようとするきっかけで一番多いパターンは、お子さんのむし歯予防に関心があるママが予約することから始まるケースです。
それだけ、子どものむし歯予防について医院が取り組んでいるという認知度があります。口腔内に意識の高いご家族がいらっしゃるので、自由診療も多くあります。
意外かもしれませんが、子どもの治療はそれほど多くありません。ほとんどが成人の、つまり両親の治療がほとんどです。家族単位で歯科医院に通院していただくことで、子供の口腔内環境も改善します。
ママの次に来院するのが、パパです。院内のインテリアから男性が来るのが少し抵抗があるようですが、ママの推薦なら、パパも頑張って来院します。そして、祖父母へと繋がっていきます。
常に笑い声や話し声が溢れています。音楽も賑やかにかかっています。
私たちは、コミュニケーションを第一に考えており、良質なコミュニケーションが治療を良い結果に導く方法です。
ユニットがすべて廊下側を向いており、積極的にコミュニケーションが取れる環境にあります。患者さんとお話しをすることにより、患者さんの本当にニーズを知ることで、結果をよりよくします。
さらに、治療がしやすくなります。歯科治療は、どうしても痛みが出やすいものです。
そこで、信頼関係を築くには、やはり人としてどのように接するかが重要だと感じています。接遇やおもてなしも大切ですが、何より、身近に感じられる関係性が一番だと考えます。
クローバースタッフも、カリキュラムを利用して成長しつづけています。
学び続けることは非常に大切なことです。特に、人としてどう成長するのかがキーポイントです。もしかしたら、スタッフにとっては、クローバーデンタルで働くことは、通過点にすぎないのかもしれません。
しかし、これからの人生でもきっと役に立つ人間力を学んで欲しいと感じています。
特に、女性は、子育ての場面で、非常に悩むママがたくさんいます。出産までに、仕事を通じて、人間力を高めつつ、マネジメント能力やリーダーシップ能力を得ることで、自分の子どもに対しても、応用できるのだと思います。
女性の多い歯科医院だからこそ、それを学べる仕組みを作り続けようと思います。
クローバーデンタルでは、3ヶ月に一度「秋田子ども笑顔会議」と称した全体MTGを行っています。
テーマは様々ですが、特に、秋田の人口減少問題に向けた講義が多くなります。子どもたちの未来をどのようにして守るのか、そのために親として、そして先輩として何をすべきか、小規模な歯科医院ですが、一人ひとりが考えることが大切だと実感しています。
自分たちの仕事へのあり方を再認識しながらも、日々の診療でどう取り組むのかを考え、実行に移す土台となります。
また、院内コミュニケーションの場としても活用されます。みんなで一緒にランチや食事会に出掛けたり、普段の診療日ではできないようなことが、院外でMTGを行うことにより、チームワークが深まります。
人生100年時代に突入し、さらに多様性が求められる環境になります。目の前の患者さん、家族とともに、社会とどのようじ繋がり影響を与え合うのか。
様々な困難に立ち向かえる人財育成に力を入れています。
CLOVER DENTALでは、独自の売り(Unique Selling Proposition)を設けています。それが、そのまま先生方が学べる内容になります。
1歯からしっかりとした噛み合わせを作るために、FGPテクニックを使用します。美味しく咀嚼できる歯を提供します。
こどもが治療にならないように、一生自分の歯で食事ができるように、そんな想いのご両親をサポートします。秋田のこどもを救うプロジェクトです。
主に根管治療に使用します。ミラーテクニックを習得し、マイクロスコープを使うことが特別なことではなく、当たり前にマイクロを使用できるようになります。
All-on 4コンセプトから波及した即時荷重インプラント。パーシャルケースの方がリスクは上がりますが、特殊な埋入テクニックを使うと、手術当日に荷重できるプロビを装着できます。
噛み合わせ治療が土台となり、他の3つが柱となるクローバーデンタルの売りを提供できます。もちろん、そのノウハウも提供できます。
そして、それぞれの治療のターゲットも決まっています。当院にいらっしゃる9割の患者さんは、女性です。特に多いのは、30~40代の女性です。お子さんがいらっしゃる方やマイクロスコープを使用した良質な治療を望む方がほとんどです。
これらのクローバーデンタルの売りをいきなり学ぶわけではなく、当院には3年間の育成カリキュラムが準備されています。患者さんとの接しかたから、痛くない浸潤麻酔の方法、そして、マイクロスコープで行う根管治療、さらに、インプラントまで、院長の私が学んできたことを一つひとつ伝えていきます。
自分の身に付けた技術は、どれで、これからどこまでを習得したいのか、あるいは、どの順番で身につけることが、最適なのかを考えながら、進める事ができます。
指導するのは、院長の山岡です。マンツーマンでしっかりとお伝えします。そして、学んだことを確実に自分のものにするために、整理する時間を1日設け、完全週休2日制とし、インプットする時間を提供します。
3年という時間は、ひとつの区切りとして非常に目安となります。
「1万時間の法則」があるように、プロとして、ひとつのことを身につけるには、1万時間、約10年の月日が必要だとも言われますが、3年間基礎を身につけることで、自分の今後の進むべき方向性、進みたい方向が見えてきます。
これらを3年間のカリキュラムに落とし込んで、実践していきます。
知識や技術の習得スピードには、個人差があります。そして、習得したいものの種類も将来の進みたい道によって変わります。
例えば、将来は、講演活動ができるくらい有名になりたい先生と町医者として、地域貢献に力を入れたい先生では、習得すべきものとスピードが違います。
また、歯科医療全般を広く習得したい先生と歯内療法を専門に極めたい先生でも習得するものが異なると思います。
CLOVER DENTALでは、そのどちらの道に進もうとも協力できる環境にあり、それをカリキュラムに落とし込んで、その先生のオリジナルのカリキュラムを作ります。(一例は、別の冊子にありますので、ご覧下さい)
※左図はオリジナルカリキュラムカレンダーの一部
院内のカリキュラムの他に、院外でセミナーに参加できるような仕組みがあります。
歯科治療の方向性を統一するために、院長が参加してきたセミナーを中心とした必須セミナーのスケジュールと学んでみたい、行ってみたいという先生方が希望するセミナーの両方を受講できます。
院内必須セミナーについては、すべて交通費、宿泊費、セミナー費用は全額医院負担をなります。希望セミナーは、交通費、宿泊費、セミナー費用の半額を支給いたします。
また、学術のセミナーの他に、チームビルディングや将来開業時に役立つリーダーシップ、マネジメント系のセミナーもカリキュラムに含めてあります。
現場ですぐに役たつコミュニケーション能力、歯科医師という職業上、いづれ必要となるリーダーシップ、マネジメント、経営能力を高めることも大切だと感じています。
知識、技術だけでは、本当の意味での患者さんを治すことは難しいと感じています。
秋田からでも学ぶことは可能ですし、前述したようにセミナーが多く開催される東京、大阪にも便が良いので、積極的に学ぶことをお勧めしています。
まずは、お忙しい中、長い文章をお読みいただきありがとうございました。
私個人としては、歯科医師と言う職業は、天職だと思っています。そして、一般的にも素晴らしい職業だと感じています。医療従事者は、誰でもなれる職業ではありません。もちろん、日々の精進も必要ですし、楽しいことばかりでもありません。
しかし、自分の職業に誇りを持ち、それを人生の使命とすることにできる職業だと感じています。
そんな中で、開業したのはいいが、思い通りに経営が上手くいかない、勤務しているけれでも、自分のやりたい治療ができないなどと悩んでいる歯科医師も多くいるのは事実です。
私は、そんな先生がたを救いながらも、若い先生には、夢を持って歯科医療に励んで頂きたいと心から思っています。そのきっかけとなる歯科医院にクローバーデンタルを選んでいただきたいと思います。
正直なところ、当院では、まだ勤務医の採用経験はありません。カリキュラムも実際に機能するのか、果たして満足いただける指導ができるのか不安はあります。
しかし、それ以上に、私が自分に投資し、得られた情報やノウハウを次世代の先生がたに伝えていきたいという自分の夢があります。素晴らしい職業だと思うからこそ、今から頑張ろうとしている先生に、希望ある将来を見せてあげたいのです。
共に、夢に向かって進んでいけるパートナーを募集しています。
素敵な職業である歯科衛生士となって、これからの自分の人生をどのように歩みますか。
CLOVER DENTALでは、独自の売り(Unique Selling Proposition)を設けています。それが、そのまま先生方が学べる内容になります。
1歯からしっかりとした噛み合わせを作るために、FGPテクニックを使用します。美味しく咀嚼できる歯を提供します。
こどもが治療にならないように、一生自分の歯で食事ができるように、そんな想いのご両親をサポートします。秋田のこどもを救うプロジェクトです。
主に根管治療に使用します。ミラーテクニックを習得し、マイクロスコープを使うことが特別なことではなく、当たり前にマイクロを使用できるようになります。
All-on 4コンセプトから波及した即時荷重インプラント。パーシャルケースの方がリスクは上がりますが、特殊な埋入テクニックを使うと、手術当日に荷重できるプロビを装着できます。
噛み合わせ治療が土台となり、他の3つが柱となるクローバーデンタルの売りを提供できます。もちろん、そのノウハウも提供できます。
そして、それぞれの治療のターゲットも決まっています。当院にいらっしゃる9割の患者さんは、女性です。特に多いのは、30~40代の女性です。お子さんがいらっしゃる方やマイクロスコープを使用した良質な治療を望む方がほとんどです。
これらのクローバーデンタルの売りをいきなり学ぶわけではなく、当院には3年間の育成カリキュラムが準備されています。
患者さんとの接しかたから、超音波スケーラーの持ち方、そして、エアフローの扱い方など、さらに、インプラントのアシストまで、院長の私が学んできたことを一つひとつ伝えていきます。歯科衛生士として、広範囲に学ぶことができます。
さらに、歯科衛生士としてのスキルアップの仕組みとして、トータルヘルスプログラム(THP)https://www.thp-network.com/を秋田で唯一導入しております。
THPとは、予防歯科と通じて来院される患者さんの生涯の健康をサポートし、健康寿命(自分で生活を営める)と平均寿命を無くすお手伝いをすることを目的としています。
口腔管理のプロである歯科衛生士が、キャリアアップする仕組みが整えられており、FMD(フルマウスディスインフェクション)をベースとして、高度なスキルの習得およびその管理を身につけることができます。
年に1度行われるトータルヘルスアカデミーでは、症例発表、ポスター展示を場も提供することができます。
結婚、出産を経ても生涯、歯科衛生士として活躍できる道が整えられております。2022年より、脱毛サロンで有名なミュゼと提携し、ミュゼホワイトニング https://musee-whitening.com/clinic/akita/20956を施術できる秋田県唯一の歯科医院でもあります。
ミュゼホワイトニングの術式や薬剤は、全国提携歯科医院共通のため、技術を習得していれば、もし、他県の提携医院に行くことになっても、同じ施術で対応することが可能です。これは、THPも同様です。
自分の身に付けた技術は、どれで、これからどこまでを習得したいのか、あるいは、どの順番で身につけることが、最適なのかを考えながら、進める事ができます。指導するのは、院長の山岡と先輩衛生士です。マンツーマンでしっかりとお伝えします。
クローバーデンタルを受診しようとするきっかけで一番多いパターンは、お子さんのむし歯予防に関心があるママが予約することから始まるケースです。それだけ、子どものむし歯予防について積極的だという認知度が高まりつつあります。口腔内に意識の高いご家族がいらっしゃるので、自由診療も多くあります。意外ですが、子どもの治療はそれほど多くありません。ほとんどが成人の、つまり親の治療がほとんどです。
お子さんの成長をお口の管理をしながら間近で見守ることができるのは、なんとも言えなく幸せを感じることができます。自分の子供なら尚更です。歯科医療を通じて、お子さんとママと会話している時が、貢献できていることを感じられる瞬間です。
ユニットがすべて廊下側を向いており、積極的にコミュニケーションが取れる環境にあります。患者さんとお話しをすることにより、患者さんの本当にニーズを知ること で、結果をよりよくします。
さらに、治療がしやすくなります。歯科治療は、どうしても痛みが出やすいものです。そこで、信頼関係を築くには、やはり人としてどのように 接するかが重要だと感じています。
クローバースタッフも、カリキュラムを利用して成長しつづけています。学び続けることは非常に大切なことです。
特に、人としてどう成長するのかがキーポイントです。
もしかしたら、スタッフにとっては、クローバーデンタルで働くことは、通過点にすぎないのかもしれません。
しかし、これからの人生でもきっと役に立つ人間力を学んで欲しいと感じています。特に、女性は、子育ての場面で、非常に悩むママがたくさんいます。
出産までに、仕事を通じて、人間力を高めつつ、マネジメント能力やリーダーシップ能力を得ることで、自分の子どもに対しても、応用できるのだと思います。女性の多い歯科医院だからこそ、それを学べる仕組みを作り続けようと思います。
クローバーデンタルでは、3ヶ月に一度「秋田子ども笑顔会議」と称した全体MTGを行っています。テーマは様々ですが、特に秋田の少子化に向けた講義が多くなります。子どもたちの未来をどのようにして守るのか、小規模な歯科医院ですが、一人ひとりが 考えることが大切だと実感しています。
ここで少し、院長紹介。
院長名 | 山岡 薫(やまおか かおる) 41歳 | |
---|---|---|
経歴 | 2000年3月 | 新潟大学歯学部卒 |
2000年4月 | 秋田大学医学部附属病院歯科口腔外科入局 | |
2001年4月〜9月 | 同病院麻酔科研修 | |
2005年3月 | 同病院退職 | |
2005年4月 | 秋田市内歯科医院勤務 | |
2009年11月 | あいば歯科勤務 | |
2010年7月 | CLOVER DENTAL開院 | |
所属学会・スタディグループ | 日本口腔外科学会、日本歯内療法学会、日本口腔インプラント学会、日本歯周病学会、児歯科学会、秋田一水会(現会長)、AFD未来歯会、丸茂研修会など | |
出身大学 | 新潟大学 2000年卒 |
ここで少し、病院紹介。
院長名 | 山岡 薫(やまおか かおる) 41歳 | |
---|---|---|
建物 | テナント | |
診療時間 | 月~金 9:00~12:30 14:30~17:30 土 9:00~12:30 ※月に1回土曜午後に特別診察日あり |
|
休診日 | 日・祝、シフトによる完全週休2.5日制 | |
長期休暇 | お盆休み5日程度 年末年始5日程度 GW3日程度 秋休み3日程度 有給計画的付与(2019年実績あり) | |
スタッフ数 | 歯科医師1名、看護師&コーディネーター1名、歯科衛生士6名、歯科助手3名、受付2名、保育士1名、クリーン4名、事務1名 | |
医療設備 | CT マイクロスコープ セレック エピオス 生体モニター など | |
交通手段 | 秋田駅徒歩15分 車5分 | |
ユニット数 | 6台(2023年5月現在)、小児用ステップアップベッド2台 | |
勤務特典 | 歯科衛生士もルーペ使用可能 |
3年という時間は、ひとつの区切りとして非常に目安となります。「1万時間の法則」があるように、プロとして、ひとつのことを身につけるには、1万時間、約10年の月日が必要だとも言われますが、3年間基礎を身につけることで、自分の今後の進むべき方向性、進みたい方向が見えてきます。
これらを3年間のカリキュラムに落とし込んで、実践していきます。
知識や技術の習得スピードには、個人差があります。そして、習得したいものの種類も将来の進みたい道によって変わります。例えば、将来は、講演活動ができるくらい有名になりたい歯科衛生士と診療所に勤務し、地域貢献に力を入れたい歯科衛生士では、 習得すべきものとスピードが違います。また、歯科医療全般を広く習得したい方とインプラントアシスタントを専門に極めたい方でも習得するものが異なると思います。CLOVER DENTALでは、そのどちらの道に進もうとも協力できる環境にあり、それをカリキュラムに落とし込んで、その方のオリジナルのカリキュラムを作ります。(一例 は、別の冊子にありますので、ご覧下さい)
院内のカリキュラムの他に、院外でセミナーに参加できるような仕組みがあります。歯科治療の方向性を統一するために、院長が参加してきたセミナーを中心とした必須セミナーのスケジュールと学んでみたい、行ってみたいという方が希望するセミナーの両方を受講できます。院内必須セミナーについては、すべて交通費、宿泊費、セミナー費用は全額医院負担をなります。希望セミナーは、交通費、宿泊費、セミナー費用の半額を支給いたします。(内容によりますが、基本的には、すべて参加可能です)
また、学術のセミナーの他に、チームビルディングや将来開業時に役立つリーダーシップ、マネジメント系のセミナーもカリキュラムに含めてあります。現場ですぐに役たつコミュニケーション能力、歯科衛生士という職業上、あるいは女性としていづれ必 要となるリーダーシップ、マネジメント、経営能力を高めることも大切だと感じていま す。知識、技術だけでは、本当の意味での患者さんを治すことは難しいと感じています。
秋田からでも学ぶことは可能ですし、前述したようにセミナーが多く開催される東京、大阪にも便が良いので、積極的に学ぶことをお勧めしています。
丸茂研修会
5Dジャパン
USCジャパンプログラム
Microscopic Dentistry セミナー
Microscopic Dentistry Training course
ダイレクトボンディングハンズオンセミナー
歯科医院地域一番実践塾
アチーブメント
トータルヘルスアカデミー その他多数。
お忙しい中、長い文章をお読みいただきありがとうございました。
私個人としては、歯科医師と言う職業は、天職だと思っています。そして、一般的にも素晴らしい職業だと感じています。同じく、歯科衛生士という仕事も素晴らしい仕事だと感じています。医療従事者は、誰でもなれる職業ではありません。もちろん、日々の精進も必要ですし、楽しいことばかりでもありません。しかし、自分の職業に誇りを 持ち、それを人生の使命とすることにできる職業だと感じています。
歯科衛生士にとっても、同じことです。アシストしかさせてもらえない、任せられて仕事をしたことがない、歯科アシスタントと同じ仕事しかできないなど不平不満や心配ごとがあると思います。それでも、クローバーデンタルなら、さまざまな希望を叶えられる環境が整っていると感じています。
そんな素晴らしい仕事だからこそ、結婚や育児で終わってしまうのではなく、一生涯の仕事として、続けられる環境作りを行っています。そのためには、縁あって一緒に働くことになったみなさんの人生を応援し、そして、みなさんの家族にも協力していただ きながら、ご家族の人生もサポートできる医院でありたいと考えております。はじめに お伝えしたように、クローバーデンタルの理念は、「家族愛の醸成~家族愛と笑顔を育むやさしい歯医者がそこにある~」です。通院していただく患者さんとその家族、クローバースタッフとその家族、そして、秋田にお住まいの方々とその家族が「ありふれ た日常」を心穏やかに過ごせるよう、最大限関わっていきたいと考えております。
正直なところ、当院は、まだまだ発展途上の歯科医院です。カリキュラムも実際に機能するのか、果たして満足いただける指導ができるのか不安はあります。しかし、それ以上に、私が自分に投資し、得られた情報やノウハウを次世代の皆様がたに伝えていき たいという自分の夢があります。素晴らしい職業だと思うからこそ、今から頑張ろうとしている歯科衛生士さんに、希望ある将来を見せてあげたいのです。共に、夢に向かって進んでいけるパートナーを募集しています。